2009年6月15日

ことば其の4


けんかはひとりだけが悪いんじゃないんだよ
(by 道ばたでけんかしていた小学生)

イメージフォーラム・フェスティバル 2009 4日目


イメージフォーラム・フェスティバル 2009 HP
in Fukuoka/2009,6,30~6,7/at 福岡市総合図書館

朝からアングラな世界にどっぷり浸かった。締めは松本さんとかわなかさんの対談。濃い1日だった。

*ドナルド・リチー作品集 4作品*
「戦争ごっこ」16ミリ
>>子羊と子供達。無音で表情だけの感情表現の上手さに心静かに映像を見入る。構図のセンスの良さも参考にしたい。

「熱海ブルース」16ミリ
>>男と女。淡々と。

「シベール」16ミリ
>>裸体で転げ回る男と女。馬鹿を一生懸命にやっているぶっ飛んだ作品。

「犠牲」8ミリ
>>土方氏出演。不快感を覚えるシーンがある。映像の入りは手前下から前方へのパン、最後は逆の動きで面白い演出だった。

リチーは小津安二郎や黒澤明を研究している人らしい構図のセンスの良さがある。日本人独特の間の取り方もとても上手い。言葉無しの感情表現に面白さを感じた。


*酒場#7 渚ようこ新宿コマ劇場公演「新宿ゲバゲバリサイタル」*
かわなかさんの作品は、どの作品も身近に見ることができる。ホームカメラ手持ちの撮影スタイルのせいかもしれないし、被写体にかわなかさん自体が近くまで入り込んでいっているのかもしれない。ようこさんの楽屋内がほぼ映らなかったことが残念だった。


*松本俊夫×かわなかのぶひろ特別対談*
待ちに待った、松本さんの来福。対談は、居酒屋で話している雰囲気で進む。
講演内容や対談内容は省略。


全てのプログラムが終了後はお決まりの居酒屋で、大人数で対談第2弾が始まる。元気で陽気なかわなかさんが印象深かった。

ことば其の3


「命」という字は、「人は一ぱい叩かれる」と書く
(by 酔っぱらいのおばちゃん)

2009年6月4日

イメージフォーラム・フェスティバル 2009 初日


イメージフォーラム・フェスティバル 2009 HP
in Fukuoka/2009,6,30~6,7/at 福岡市総合図書館

いよいよはじまった、映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル」。受付をしながらだったが、3日のプログラムを少しだけ見る。

*Aプログラム*
「夢がしゃがんでいる」村田朋(途中から)
>>ミスチルのパッペットアニメを使ったPVで有名な監督作品。パペットと思いきや、力が抜けた感じのアニメーションだった。画角が4:1で横に細長い画面やさらに半分になったり、見せ方を挑戦している。あまり使われたことが無いピンクの色がとてもきれいだった。

「不確定カメラ」五島一浩
>>とてもセンスがある監督。1枚1枚の画の作り方が上手い。実験をして面白い映像を見せてくれる監督の1人。

「resolution~」牧野貴
>>音がとにかくいい。福岡市総合図書館のスピーカーが良いのかもしれないが、振動が会場中に響きわたり、耳ではなく身体で聞くようだった。映像前後30”〜1分のブラック画面、暗闇に響きわたる音。その空間が非常に面白かった。

*Fプログラム*
「鏡の娘」金子雅和
>>とても完成度が高い作品だった。はげ頭が、あらわになる瞬間には驚いた。

「消え失せる骨」三間旭浩
>>80年代映画を彷彿とさせる作品。不覚にも、途中寝てしまった。

*Gプログラム*
「ニコトコ島」大力拓哉+三浦崇志
>>今年度のグランプリ作品。ほぼ固定カメラで撮影。構図が上手い。内容も、遊び心があり淡々としたリズムにも関わらず、飽きること無く見れた。

「リビング・イン・ザ・ボックス〜」瀧健太郎
>>この人の思考回路を覗いてみたい。これを作った監督は美術家の魅力を感じた。

一般公募作品は年々完成度が高くなっている気がする。それは作家の技術が上がっているの、それとも機材の性能が上がってるのか。

映像に限らす、インスピレーションをかき立ててくれる作品は自分にとっていい作品だと思う。

ジャンルの違う様々な映像をまとめてみると、色々な人が色々な思考回路を持っていると実感する。人の数だけ脳みそがあって、脳みその数だけ創造物が存在するのだろう。




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