
3分間の8ミリフィルム作品であれば、自由参加・無審査で上映するフィルムフェスティバル
約3時間46作品黙々と見た。
面白いもの面白くないもの多種多様な作品を、こんだけまとめてみると結果面白い。
★印象に残った作品★
フジカブルー 大西健児氏
フィルムを自分の体液(尿や唾液など)で酸化させている作品。酸化によりできたシミ?が抽象的な模様となり画面をうごめき回る。そして、その画にガサゴソいう印象的な音が妙にマッチして迫力があった。フィルムである必要性も感じたので、この作品は面白いと感じた。因にこの人の作品は、どれも好みだった。
RE 山本宰氏
フィルムをさらにフィルムで撮影しているのか?技巧が気になった作品。
vanishing-eight 川口肇氏
一両目から見た進行方向の何気ない風景。多重露光にすることにより非現実的な世界に見えた。普段見落としがちなものの発見がある作品。
ひきはなれたフィルム(Curtained Film) 万城目純氏
色が凄くきれいで美しい作品。
The Last Eight 森下明彦氏
画面には画が無く音だけが流れる。見る側をからかってるようにも感じ、当たり前なことが当たり前じゃない状態を味わった作品。
映像は普段と違ったリアルな見え方と時間軸の変動ができるんだよな・・って、再発見させられた。「はっ」っと気づかされたりする作品はやはり印象に残る。当たり前になりすぎて気づかないものが身の回りに溢れてんだろな。そこに、ナイスアイデアが潜んでるのだ。今回の作品を見てそのアイデアを見つけ出した作家さん達にジェラシーを感じた。そしてやっぱり、音の存在はでかい!かなわないな。だからこそ、音と見事にマッチした作品は凄い迫力になる。
にしても、去年の撮影モノでもフィルムにすると20年前のものに見えてしまうんだな。
フィルム現像されるまでどんな状態で映っているのかわからない。その場で画が見れるデジタルカメラになれてしまった自分らにすると、フィルムでの撮影はなんとも難しい不安な状態だ。フィルムを扱う人達は、作家であると同時に職人だと感じた。恐れ入りました。
最後のFMFの宮田さんのコメントにぐっときた。私なんぞに計り知れない30年以上の軌跡が宮田さんの涙に込められているんだろうな。フジカシングル8が2年後に無くなることにともない、パーソナルフォーカスも今回が最後のこと。
「何を言うかではなく誰が言うか」てな訳で、言う人によって言葉の重みが変わってくる。
まさに宮田さんが発する言葉は、1つのことをやり続けた人の言葉だと思う。
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